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京都府未解放地区の生活実態

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書誌情報

京都府未解放地区の生活実態

発行日 1953年10月
発行者 社団法人部落問題研究所

なお、表題が「京都府同和地区の生活実態」、発行者が「京都府民生部」となっている、全く同じ内容の資料がある。

部落解放同盟は『京都府未解放地区の生活実態』について以下のように述べている。[1]

『京都府未解放地区の生活実態の調査報告』は社団法人部落解放研究所が1953年(昭和28年)10月発行したものであること、本資料は京都府内の「同和地区」に関する記載があることは認めるが、その余は不知ないし否認。部落問題研究所と原告との関係については認否の必要を認めない。
『京都府未解放地区の生活実態の調査報告』は、その外形、目次の記載、データのまとめ方など総合的にみて、実態報告という資料として作成されたことは明らかであり、公衆が対象となる一般的な刊行物として出版されたものではない。約63年前に作成された時点から、出版物の体はとってはいても流布することは想定されていない性質を有するものといってよく、図書館に所蔵されているとしても、一般人には当該資料を知りアクセスすることが極めて困難である。
また、そこに一覧として記載されているのは、京都市内及び京都府内の「同和地区」のみであり、限定された地域に関するものである。そしてこの調査が「同和地区」の生活環境、健康環境、文化環境、経済環境の改善のために行われたものであることは『京都府未解放地区の生活実態の調査報告』自体から読み取ることができる。

同和地区Wikiは「同和地区の暴露を差別扱いしながら自らは同和地区を暴露している」部落解放同盟や行政の確信的な差別を批判する為に運営されている。厚顔無恥にもその同和地区Wikiを「差別サイト」として部落解放同盟は提訴している。その裁判において部落解放同盟は、部落の地名が掲載された『京都府未解放地区の生活実態の調査報告』について

  • 実態報告
  • 公衆が対象となる一般的な刊行物として出版されたものではない
  • 出版物の体はとってはいても流布することは想定されていない
  • 図書館に所蔵されているとしても、一般人には当該資料を知り、アクセスすることは極めて困難[2]
  • 京都市内及び京都府内の「同和地区」のみであり、限定された地域に関するもの

の「いずれか」[3]の要件を満たしている為「部落地名総鑑」でないと自己弁護している。このように本書の内容の公表は差別では無いと部落解放同盟の御墨付きが得られており、それに従い同和地区Wikiは本書の内容を公表している。

内容

メディア:京都府未解放地区の生活実態.pdf

中扉 京都市の同和地区の位置

楽只
養正
三條
錦林
壬生
崇仁
竹田
深草

p93-97 同和地区の地理的分布

■福知山市
今宮
段畑
奥岡
前田遠留
下猪崎
下地新庄
大門袋
石本
波江
箕越
堀口

■舞鶴市
福来
余部下
長浜
浜
奥市場
行永

■綾部市
岡安公上
上原
味方
安国寺
下八田大迫
多田鳴田
建田
井倉
中筋東大安

■宇治市
木幡
岡屋
善法
池森

■何鹿郡豊里村
栗大橋
位田

■何鹿郡佐賀村
私市上野

■何鹿郡小畑村
有坪

■何鹿郡物部村
北岸田

■何鹿郡志賀郷村
志賀郷

■何鹿郡中上林村
竹原下
片山

■船井郡園部町
木崎
大村
私市(大垣内)

■船井郡富本村
北屋賀

■船井郡世木村
天若

■船井郡五ヶ荘村
田原

■船井郡摩気村
半田
下新江

■船井郡東本梅村
埴生

■船井郡竹野村
新水戸

■船井郡須知町
北上野

■船井郡高原村
上豊田

■船井郡下和知村
出野
安栖里

■船井郡梅田村
下大久保
東又

■船井郡上和知村
升谷
長瀬
細谷

■天田郡菟原村
菟原下

■天田郡川合村
岼
川合

■天田郡下六人部村
南北

■天田郡上夜久野村
中田
額田

■天田郡金山村
行積
天座

■天田郡三岳村
伝大寺

■天田郡金谷村
三宮、中ノ谷

■天田郡上川口村
小田
蛇ヶ谷
長祖

■天田郡上豊富村
畑中

■北桑田郡神吉村
知ノ浦

■北桑田郡周山村
橋向

■北桑田郡宮島村
和泉

■北桑田篠村
野篠

■北桑田西別院村
大甘野

■北桑田薭田野村
天川

■北桑田大井村
金岐
野寺

■北桑田馬路村
馬路

■北桑田保津村
西垣内

■北桑田龜岡村
加塚
西野々

■加佐郡河守町
新町
金屋

■加佐郡河東村
千原

■加佐郡有路上村
枯木

■加佐郡有路下村
二箇

■加佐郡岡田下村
川向
大川
桑飼下

■加佐郡岡田上村
桑飼上

■加佐郡八雲村
八田
下水間

■与謝郡宮津町
杉末

■与謝郡加悦町
算所

■与謝郡岩瀧町
男山

■与謝郡栗田村
松本

■与謝郡府中村
国分

■与謝郡日置村
薬師

■与謝郡養老村
大島
岩カ鼻

■与謝郡本庄村
向井

■竹野郡郷村
郷

■竹野郡彌栄村
溝谷
堤

■竹野郡豊栄村
成願寺

■竹野郡上宇川
村平

■中郡長善村
長谷
当日

■中郡五十河村
入谷

■中郡周枳村
谷ヶ奥

■熊野郡川上村
伯耆谷

■熊野郡海部村
宮ノ谷

■熊野郡土佐濃村
佐野

■乙訓郡久世村
築山

■乙訓郡長岡町
開田

■綴喜郡八幡町
六区

■綴喜郡井出町
松原南、松原北

■綴喜郡都々城村
二階堂

■綴喜郡三山木村
三山木

■久世郡御牧村
河原田

■久世郡淀町
樋爪

■相楽郡木津町
社町

■相楽郡加茂町
小谷

■相楽郡笠置町
有市

■相楽郡川西町
祝園

■相楽郡中和束村
東垣内

出典

  1. メディア:全国部落調査事件 第2回口頭弁論 原告(部落解放同盟)側書面.pdf
  2. 当該図書館資料にアクセスできる「一般人」でない者とは誰かが問われる。「部落民」であれば当該資料にアクセスできるだけの特殊能力を持つ、という意味で述べているのであれば部落民に対する差別発言である。
  3. 部落の地名の公表は各要件の「いずれか」を満たせば良いのか、「いずれも」満たさなければならないのかを部落解放同盟は明示していない。しかし同様に部落地名を公表した『50年のあゆみ』は2003年に発行されており、2017年現在では14年しか経過しておらず「発行から120年以上が経過」(『山陰之教育第20号』)という要件を満たしていない。このような資料でも部落の地名の公表は正当だと部落差別同盟は主張しているので、各要件は「いずれか」を満たせば良いことが窺える。