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富山県

提供: 同和地区(被差別部落)Wiki
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概況

県内の被差別部落や被差別部落民の数について、現在の公式統計ではゼロとされているが、本田豊は250ヵ所以上、1万5000人ほどと推定している[1]

石川県・富山県における戸数別被差別部落分布図.jpeg

県内の被差別部落

  • 富山市清水町[2] - 1921年の段階で戸数77戸[3]。県下最大の被差別部落。
  • 滑川市加島町(旧・西町)
  • 高岡市千石町ならびに扇町一丁目(旧・横田新町)[4]
  • 射水市(旧・新湊市)[5]放生津[6]
  • 小矢部市今石動町[7]

その他、野村(現・高岡市)、魚津町(現・魚津市)、泊町(現・朝日町)、福光村(現・南砺市)、城端村(現・南砺市)、戸出村(現・高岡市)、氷見町(現・氷見市)、新庄村(現・富山市)にも被差別部落が存在する[8]。井波町(現・南砺市)、中田町(現・高岡市)にも存在する[9]

富山県の被差別部落の統計[10]

調査年 地区数 戸数 人口
明治初年 不明 不明 穢多1430
1921年 200 1444 8242
1935年 233 1601 8132[11]
1961年 4 不明 904
1967年 0 0 0
1975年 0 0 0

富山県の規模別被差別部落数[12]

地区数
1~10戸 204
11~20戸 14
21~30戸 6
31~40戸 6
51~100戸 3
100戸以上 0
総計 233
私の村は全部コンドウっていいます。ところが、初めて会った人にコンドウですというと、ああ近藤さんですかと話をするんですけれども、名刺を出すととたんに相手の顔がひきつってくる。それはなぜかというとね、字が違うんですね。お堂の堂を書くっていうんですよ。で、一軒だけ藤田さんの藤がありますが、これは明治の時に役所が間違えたと、こういってられましたがね。なにも近堂が、被差別部落だけの名字でもなんでもないんだけども、相手はそれをしるしにしていて、顔をこわばらせる。それを見ていると、名字を変えたいと思うと、こうおっしゃるんですね。[13]

藤田敬一が近堂姓の者の発言を紹介したもの。この近堂(こんどう)は滑川市大窪の近堂姓ではなく岡山県岡山市北区富原の地区に分布する近堂姓を指している可能性がある。同地には他にも多数の姓があるので「全部コンドウ」とするのは不適切。

文献

全國部落調査(1932年)

富山縣 昭和七年十一月現在

153頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
富山市 清水町 七三 三一三 労働 富山市 清水町
由刈屋 三九 富山市 田刈屋 由刈屋は田刈屋の誤記。
五福 五六 富山市 五福
駒見 二一 富山市 駒見
其他 五三 革職

154頁

定塚町の古地図
部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
高岡市 中川及定塚町■■ 五七 労働 高岡市 中川、定塚町 判読不能部分は「汀日」か「三丁目」、あるいは「弍日」(二日)のように読める。[14]定塚町四丁目には藤子・F・不二雄の実家があったが(現在の定塚町6番地)、被差別部落に該当するかどうかは不明。『高岡市史』(和田一郎、高岡市史編纂委員会、青林書院)745頁には「革屋一族は初め古定塚に七地を与えられたが、正保二年百姓町の町外れに移転を命ぜられ、以来この地に一団をなして特殊部落を形成した。横田新町がこれである。」とある。『被差別部落 東日本編』(三一書房、1980)157頁には「現今、高岡市横田新町に居住する二十余戸の革職人は其初め慶長一四年孫右衛門等四人、江州木本村より越中へ移住し、翌一五年前田利家より高岡古定塚町に於て、宅地千二百歩を拝領せし者の子孫なり」とある。
南町 七〇 三五五 古物商 高岡市 南幸町、白金町 南幸町3-7に高岡南町郵便局がある。「高岡市の南町部落は都市のまっただ中にあるようにみえる。北陸本線が、高岡から金沢へ走ってすぐ、線路下を、国道156号線がぬけている。軌道から北側、その156号線の両側に、南町部落はある」と『解放新聞』が写真入りで暴露している[15]。高岡市の藤内の地区に関原姓の者がいた[16]。また、藤内の地区は、80戸だったものが約40戸になったとする[17]。関原姓の者は加賀藩の命で派遣されて来たと伝える[18]。関原姓2件。2000年電話帳。
横田新町 一二 九三 革職 高岡市 千石町、扇町 1丁目 「現今、高岡市横田新町に居住する20余戸の革職人は其初め慶長14年孫右衛門等4人、江州木本村より越中へ移住し、翌15年前田利家より高岡古定塚町に於て、宅地1200歩を拝領せし者の子孫なり」[19]との資料あり。
長慶寺 一三 農業 高岡市 長慶寺
北島 一七 労働 高岡市 北島
羽廣 賣藥 高岡市 羽広
上新川郡 堀川町 大泉 一一 農業 富山市 大泉町
〃 蜷川村 布市 一五 九四 農、商 富山市 布市
〃 新保村 任海 二三 農業 富山市 任海
〃 〃 新保 一六 富山市 新保
〃 大久保町 下大久保 一一 九六 職人 富山市 下大久保
〃 大沢野村 一六 富山市 上新川郡大沢野町は2005年4月1日に富山市と合併。旧大沢野町に該当する現地名は https://web.archive.org/web/20140613163002/http://www.post-code.jp/pc/html/16301.html を参照。『富山県戦前社会運動史』(内山弘正、富山県戦前社会運動史刊行会、1983)241頁に「大沢野村の塩野や加納などは入植者によってできた部落」とある。
〃 熊野村 下熊野、吉岡、青梅新、石田、月岡新、金屋、阿羅尼寺、上熊野 二八 一五二 農業 富山市 下熊野、吉岡、青柳新、石田、月岡新、金屋、上栄、上熊野 阿羅尼寺村は現在の富山市上栄に相当する。
〃 大庄村 花咲 三三 農、醫師 富山市 花崎
〃 月岡村 西福沢 一〇 九四 農業 富山市 上今町 西福沢
〃 上瀧町 中滝 革職 富山市 中滝
〃 大山村 文珠寺 二四 労働 富山市 文珠寺

155頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
上新川郡 太田村 西番 四〇(太田本郷との合計) 労働 富山市 西番
〃 〃 太田本郷 富山市 本郷町 本郷町に太田本郷城跡がある。
〃 新庄町 田中 七二 二五四 革職 富山市 田中町、双代町 田中町は越中で珍しい皮多部落[20]。高岡市横田新町と同じように江州から招かれた皮革職人の子孫か、横田新町からの別れではないかとの推測あり[19]。田中町と隣接する富山市双代町も被差別部落で、両方合わせて60戸足らず[21]。二つの部落を併せて俗に「田双町」(たそうまち)と呼ぶ[22]。「T町部分はT町に、S町部分はS町に入れてもらうよう、それぞれの町内会に頼んだのですが、どちらの町内会にも入れてもらえなかったのです。仕方なく、TS町はそのままになっています。周辺の人達は、ここが部落であることをよく知っていて、自分たちの町に入れることを拒んだのです」[23]という(長野県須坂市の二睦町に成り立ちが似ている)。丹波正史の父である丹波繁正は新庄町大字田中蓑浦村出身[24][25]。「家族にとって、父のことでわからなかったことがあった。父が富山の出身であることは分かっていたが、父が『部落』の出身者であるのかどうかわからなかった。母たまに聞いても『おそらく違うのではないか』というのみであった。このことは父が亡くなるまで不明であった。それは私が一九八二年ころ富山へ全解連の組織づくりに出かけるようになってわかった。父の生まれ故郷を訪ねてはじめて『部落』出身であることを知った」[26]。丹波一家は兵庫県神戸市を経て愛知県あま市甚目寺に移住している。丹波正史は、生まれも育ちも愛知県あま市甚目寺。
〃 〃 五本松 二五 八三 農業 富山市 五本松の位置は要調査。五本榎の誤記の可能性あり。
〃 島村 向新庄 三八 二三一 労働 富山市 向新庄町 平邑姓8件。2000年電話帳。
〃 針原村 高島 農業 富山市 高島
〃 浜黒崎村 浜黒崎 一三 富山市 浜黒崎
〃 大廣田村 大村 三〇 富山市 富山市海岸通に大村緑地がある。
〃 〃 千原崎 二〇 富山市 千原崎
〃 東岩瀬町 浜町 一〇 四五 労働 富山市 岩瀬諏訪町、岩瀬天神町
〃 〃 新町 革職 富山市 富山市岩瀬新町の可能性。要検証。
〃 豊田村 豊田 一七 労働、雑 富山市 豊田町
〃 廣田村 新屋 農業 富山市 新屋
〃 奥田村 稲荷 一一 労働、革職 富山市 稲荷町
〃 〃 奥田 二一 農業 富山市 奥田町
〃 滑川町 西町 二一 一一八 農業 滑川市 加島町 1952年に西町が加島町に改称。
〃 〃 常盤町 五九 滑川市 常盤町

156頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
中新川郡 山加積村 黒川 一九 農業 中新川郡 上市町 黒川
〃 南加積村 郷柿沢 中新川郡 上市町 郷柿沢
〃 中加積村 赤堀 一一 滑川市 赤堀の位置は要調査。
〃 〃 堀江 滑川市 堀江
〃 下條村 上砂子坂 二四 富山市 水橋上砂子坂
〃 三郷村 大正 四七 富山市 水橋大正
〃 〃 的場 三四 富山市 水橋的場
〃 〃 金尾新 一〇 富山市 水橋金尾新
〃 〃 池田新 富山市 富山市水橋池田町と水橋池田舘のどちらに位置するか要調査。
〃 舟橋村 竹内 三〇 労働、雑 中新川郡 舟橋村 竹内
〃 宮川村 石佛 五五 農業 中新川郡 上市町 石仏
〃 上市町 上市 四八 中新川郡 上市町 1941年に大字の上市は改称して現存しない。該当の地区は要調査。
〃 白萩村 眼目新 中新川郡 上市町 眼目新
〃 〃 湯上新 中新川郡 上市町 湯上新は湯上野の誤記の可能性。要検証。
〃 柿沢村 柿沢 一七 中新川郡 上市町 柿沢
〃 〃 新屋 一九 中新川郡 上市町 新屋
〃 音杉村 北島 職人 中新川郡 上市町 北島

157頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
中新川郡 弓庄村 神田 一七 農業 中新川郡 上市町 神田
〃 〃 二八 中新川郡 立山町 泉
〃 寺田村 浦田新 一〇 中新川郡 立山町 浦田新
〃 利田村 利田 労働 中新川郡 立山町 利田
〃 五百石町 松本 一三 中新川郡 立山町 松本の位置は要調査。
〃 高野町 高原 三七 農業 中新川郡 立山町 高原
〃 上段村 上米 二八 中新川郡 立山町 上末 上米は上末の誤記。
〃 下段村 上金剛寺 四二 中新川郡 立山町 上金剛寺
〃 釜ヶ渕村 谷口 二九 農、労働 中新川郡 立山町 谷口
〃 立山村 下田 三七 農業 中新川郡 立山町 下田
下新川郡 魚津町 新住吉 農、労働 魚津市 新住吉町
〃 〃 下村木 四一 一七四 魚津市 下村木町
〃 下中島村 住吉 四四 二二〇 労働、皮革、職人 魚津市 住吉 吉田姓4件。2000年電話帳。この地区からYKK創業者の吉田忠雄が出た。
〃 上野方村 大海寺 一八 農業 魚津市 魚津市大海寺新と大海寺野のどちらに位置するかは要調査。
〃 經田村 岡経田 五五 労働、農 魚津市 岡経田
〃 石田村 堀切 二七 一五〇 農業 黒部市 堀切
〃 三日市町 下町 三九 労働 黒部市 三日市 下町

158頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
下新川郡 荻生村 荻生 二一 農、労働 黒部市 荻生
〃 若栗村 若栗 一五 農業 黒部市 若栗
〃 浦山村 浦山 一八 黒部市 宇奈月町浦山
〃 舟見町 舟見 一〇 黒部市 宇奈月町舟見
〃 新屋村 下山 下新川郡 入善町 下山
〃 青木村 青木 一七 農、労働 下新川郡 入善町 青木
〃 〃 木根 一〇 〃〃 下新川郡 入善町 木根
〃 飯野村 下飯野 一〇 農業 下新川郡 入善町 下飯野
〃 上原村 上野 下新川郡 入善町 上野
〃 〃 道市 三四 下新川郡 入善町 道市
〃 入善町 入善 一〇 下新川郡 入善町 入膳
〃 〃 青島 二二 下新川郡 入善町 青島
〃 大家庄村 大家庄 下新川郡 朝日町 大家庄
〃 〃 金山 下新川郡 朝日町 金山
〃 山崎村 山崎 二五 下新川郡 朝日町 山崎 藤子不二雄Ⓐの戦時中の疎開先。『少年時代』の舞台。
〃 泊町 道下 四八 下新川郡 朝日町 道下
婦負郡 四方町 四方 一三 日稼 富山市 四方

159頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
婦負郡 四方町 北窪 日稼 富山市 四方北窪
〃 八尾町 下新町 一三 六三 労働 富山市 八尾町上新町
〃 倉垣村 打出 一一 六二 漁業 富山市 打出
〃 〃 布目 二一 富山市 布目
〃 八幡村 入町 一五 農業 富山市 八幡
〃 長岡村 入町 一一 労働 富山市 長岡
〃 〃 舟橋新 二七 富山市 長岡新
〃 寒江村 本郷 三一 農業 富山市 本郷町
〃 西呉羽村 吉作 二一 労働 富山市 吉作
〃 〃 小竹 三三 富山市 小竹貝塚が富山市呉羽町北、呉羽昭和町地内にある。
〃 〃 高木 一七 富山市 高木
〃 朝日村 安田 三七 農業 富山市 婦中町安田
〃 〃 下條 二九 富山市 婦中町下条
〃 〃 友坂 三三 富山市 婦中町友坂
〃 鵜坂村 三區 二三 富山市 婦中町鵜坂 三区の位置は要調査。
〃 〃 一區 一〇 五四 富山市 婦中町鵜坂 一区の位置は要調査。
〃 神明村 有沢 一〇 五四 富山市 有沢

160頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
婦負郡 神明村 羽根 農業 富山市 羽根
〃 熊野村 下井沢 三七 富山市 婦中町下井沢
〃 〃 持田 富山市 婦中町持田
〃 宮川村 田家 三一 富山市 婦中町田屋 田家は田屋の誤記。
〃 杉原村 黒田、井田 二二 一〇〇 富山市 八尾町黒田、八尾町井田
〃 保内村 新田 一一 富山市 八尾町新田
〃 〃 奥田 四四 富山市 八尾町奥田
〃 千里村 上井沢 富山市 婦中町上井沢
〃 富川村 河口町 五〇 富山市 婦中町 河口町の位置は要調査。
〃 〃 上吉川 一六 富山市 婦中町上吉川
〃 池多村 山本 富山市 山本
〃 古沢村 杉谷 一八 富山市 杉谷
〃 仁歩村 下仁歩 富山市 八尾町下仁歩
射水郡 新湊町 放生津 三二 一五四 日稼、漁業 射水市 八幡町二丁目[24] 1968年10月1日に放生津、東町、神保町、荒屋の一部から八幡町が成立。大崎姓6件、大浜姓2件。2000年電話帳。
〃 〃 新町 一七 射水市 足洗新町、高場新町、浜開新町のいずれにあたるか要調査。
〃 伏木町 一宮 一五 七〇 農、日稼職工 高岡市 伏木一宮
〃 〃 本町 高岡市 伏木本町

161頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
射水郡 伏木町 串岡 一二 農、日稼職工 高岡市 伏木 伏木2丁目1-2に串岡公民館がある。
〃 小杉町 三ヶ 四一 日稼 射水市 三ケ
〃 〃 戸破 一二 六九 射水市 戸破 戸破1008に部落解放同盟富山県連合会あり。佐野姓2件。2000年電話帳。
〃 二塚村 上伏間口 一九 高岡市 上伏間江 上伏間口は上伏間江の誤記。
〃 佐野村 西藤手洗 一四 農業 高岡市 西藤平蔵、手洗野
〃 〃 佐野 高岡市 佐野
(高岡市編入)守山村 守山 高岡市 守山町
射水郡 牧野村 中曽根 醫師、日稼 高岡市 中曽根
〃 塚原村 冲塚東 二〇 五四 日稼 射水市 沖塚原
〃 〃 松ノ木 一三一 射水市 松木
〃 作道村 鏡宮 射水市 鏡宮
〃 〃 野村 四八 射水市 野村
〃 〃 作道 二四 射水市 作道
〃 片口村 片口 二三 農業 射水市 片口
〃 堀岡村 明神新 一四 射水市 堀岡明神新
〃 海老江村 練合 三〇 射水市 海老江練合
〃 七美村 八島 射水市 八島 射水市七美に八島公民館あり。

162頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
射水郡 下村 加茂 農業 射水市 射水市加茂西部、加茂中部、加茂東部のいずれにあたるか要調査。
〃 〃 八島 射水市 八島
〃 大江村 大江 一一 射水市 大江
〃 〃 石高木 射水市 石高木の位置は要調査。射水市には高木、北高木、西高木、南高木がある。
〃 老田村 中老田新 日稼 富山市 中老田 射水市中老田新は旧老田村域ではない。
〃 〃 中老田 二二 富山市 中老田
〃 〃 黒川新 一五 富山市 射水市黒河新は旧老田村域ではない。
〃 黒河村 黒河 農、商、雑 射水市 黒河
〃 橋下條村 下條 一七 日稼 射水市 下条
〃 水戸田村 生源寺 一〇 農業 射水市 生源寺
〃 〃 水戸田 射水市 水戸田
〃 〃 若林 四二 射水市 若林
〃 櫛田村 串田 一六 射水市 串田
〃 浅井村 廣上 一五 射水市 広上
〃 二口村 北野 二三 日稼 射水市 北野
〃 〃 小島 一一 四一 射水市 小島
〃 〃 今開発 射水市 今開発

163頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
射水郡 大島村 中野 日稼 射水市 中野
〃 野村 石瀨 三四 高岡市 石瀬
氷見郡 氷見町 中伊セ 四三 一〇九 労働 氷見市 伊勢大町1丁目[27]あるいは2丁目[28] 「中伊勢」とも表記[29]。部落の位置について『解放新聞』と『解放の道』で記述が違うが、後者の方が「部落は、国鉄氷見駅からすぐ近くのところにあり、仏生寺川に隣接している。三十戸あまりである。昭和七年に下伊勢から独立し、中伊勢を名のり、現在伊勢大町二丁目にあたるところである」と詳細に書かれている。
〃 太田村 北村 一八 九六 高岡市 太田
〃 窪村 𫞉田 一三 農業 氷見市 柳田 窪村誌編纂委員会『窪村のあゆみ』によると柳田である。「𫞉」は「柳」の異体字。[30]
〃 〃 革職 氷見市 窪
〃 神代村 堀田 六〇 農業 氷見市 堀田
〃 布勢村 矢田部 二一 氷見市 矢田部
〃 十二町村 下久津呂 一〇 氷見市 下久津呂
〃 〃 万尾 三二 氷見市 万尾
〃 〃 西朴木 一三 氷見市 西朴木
〃 加納村 加納 四〇 氷見市 加納
〃 上庄村 柿谷 一七 氷見市 柿谷
〃 〃 七分一 氷見市 七分一
〃 〃 上田 一八 氷見市 上田
〃 熊無村 中村 一七 氷見市 中村
〃 〃 谷屋 一九 氷見市 谷屋

164頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
氷見郡 速川村 小窪 一二 農業 氷見市 小窪
早借 一四 氷見市 早借
〃 久目村 触坂 一八 氷見市 触坂
〃 稲積村 稲積 氷見市 稲積
〃 余川村 余川 氷見市 余川
〃 碁石村 上余川 左官 氷見市 上余川
〃 阿尾村 阿尾 一六 農業 氷見市 阿尾
〃 薮田村 一〇 氷見市 泊
小杉 氷見市 小杉
薮田 氷見市 薮田
〃 宇波村 大境 一七 氷見市 大境
脇方 二二 氷見市 脇方
〃 女良村 中波 一九 氷見市 中波
東砺波郡 北山田村 鍛冶 四五 労働 南砺市 鍛治
〃 城端町 城端 一〇 醫、賣藥 南砺市 城端
〃 北野村 北野 一五 古物、労働 南砺市 北野
〃 雄神村 三〇 砺波市 庄川町三谷 浴は三谷の誤記。庄川町三谷108に雄神簡易郵便局がある。

165頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
東砺波郡 栴檀山村 井栗谷 醫師 砺波市 井栗谷
〃 栴檀野村 増山 農業 砺波市 増山
〃 〃 宮森新 砺波市 宮森新
〃 東般若村 權正寺 六四 砺波市 権正寺
〃 般若野村 常国 一一 高岡市 常国
〃 中田村 中田 一四 高岡市 中田
〃 南般若村 大清水 一一 農、古物、職人 高岡市 戸出大清水
〃 太田村 久泉 二六 農業 砺波市 久泉
〃 油田村 三郎丸及石丸 二〇 商、農業、左官 砺波市 三郎丸、石丸
〃 井波村 井波 二五 一四九 賣藥 南砺市 井波
〃 井口村 池尻 一〇 農、労 南砺市 池尻
〃 高瀨村 北市 一四 農、古物 南砺市 北市
〃 種田村 天正 醫師 砺波市 庄川町天正
〃 廣塚村 院林 一二 四九 日稼 南砺市 院林
〃 野尻村 野尻 二〇 一〇八 農業 南砺市 野尻
西砺波郡 石動村 今石動 一六 毛皮業 小矢部市 今石動町
〃 〃 新町 四七 小矢部市 新富町5,4,7番地近辺 古くは一向宗聖泉寺のある位置から上使街道の東に沿って「上新町」「中新町」「下新町」の地名があった。

166頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
西砺波郡 石動村 福町 三九 毛皮業 小矢部市 小矢部市に東福町、西福町あり。石動福町郵便局が小矢部市西福町6-31にある。
〃 福岡町 福岡 一七 日稼 高岡市 福岡町福岡
〃 戸出町 古戸出 三四 一四七 賣藥 高岡市 戸出古戸出
〃 〃 戸出 一四 七三 労働 高岡市 戸出町 皮多と藤内の二地区があり、皮多の戸数は不明、藤内の戸数は約20、戸出野神社(高岡市戸出町3丁目12)に隣接している、と『解放の道』1982年10月5日付の丹波正史「越中をいく」第6回にある。
〃 福光町 田町 一〇 五五 日稼 南砺市 田町の位置は要調査。神田町の誤記?
〃 埴生村 道林寺、蓮沼 一九 九四 古物 小矢部市 道林寺、蓮沼
〃 北蟹谷村 棚田、末友 四三 農業 小矢部市 棚田、末友
〃 東蟹谷村 平田 一〇 小矢部市 平田
〃 石黒村 川合田 賣藥 南砺市 川西 川合田
〃 廣瀨舘村 天神 農業 南砺市 天神
〃 〃 竹内 一〇 四七 南砺市 竹内
〃 吉江村 荒木 四七 南砺市 荒木
〃 〃 高宮 四一 南砺市 高宮
〃 〃 吉江中 一七 南砺市 吉江中
〃 林村 小島 醫師 砺波市 小島
〃 福田村 一六 農、職人 高岡市 辻
〃 東五位村 内島 三九 高岡市 内島

167頁

部落所在地 部落名 戸数 人口 主業 副業 生活程度 現在地 備考
西砺波郡 立野村 立野 三七 農業 高岡市 立野
〃 大滝村 三〇 高岡市 福岡町大滝
〃 石堤村 柴野、麻生谷 一八 農業 高岡市 柴野、麻生谷
〃 赤丸村 赤丸 二三 賣藥 高岡市 福岡町赤丸
〃 国吉村 岩坪 農、賣藥 高岡市 岩坪
〃 〃 佐賀野 五四 高岡市 佐加野 佐賀野は佐加野の誤記。
〃 〃 手洗野 一〇 五四 高岡市 手洗野
計一五四 二三三 一六〇一 八一三二

施設等

関連団体

  • 部落解放同盟富山県連合会 - 富山県射水郡小杉町戸破1008 佐野信夫方 ℡0766-56-0335

出典

  1. 本田豊『部落史を歩く ルポ東北・北陸の被差別部落』139頁
  2. 『米騒動と被差別部落』7頁、58頁
  3. 本田豊『部落史を歩く ルポ東北・北陸の被差別部落』159頁
  4. 『被差別部落: 東日本編』148頁
  5. 本田豊『部落史を歩く ルポ東北・北陸の被差別部落』167頁
  6. 原田伴彦、田中喜男『東北・北越被差別部落史研究』236頁
  7. 原田伴彦、田中喜男『東北・北越被差別部落史研究』236頁
  8. 渡辺広『未解放部落の史的研究: 紀州を中心として』
  9. 原田伴彦、田中喜男『東北・北越被差別部落史研究』236頁
  10. 本田豊『部落史を歩く ルポ東北・北陸の被差別部落』139頁
  11. 解放新聞社編『被差別部落 東日本編』143頁では「1935年の融和事業協会の調査」として「334部落、1571世帯、8132人」の数値が記されているが、『全国部落調査』と一致しているのは人数のみ。理由は不明。
  12. 本田豊『部落史を歩く ルポ東北・北陸の被差別部落』159頁
  13. 『被差別の陰の貌』(藤田敬一編、阿吽社、1994)
  14. 『高岡市史』(第2巻、高岡市史編纂委員会、青林書院)659頁に「定塚町七日、八日、九日、十三日、廿七日通■町」とある。
  15. 『解放新聞』1978年12月18日付、土方鉄「富山県高岡市にて」
  16. 『ここにも差別が』(解放出版社編、解放出版社、1988)
  17. 『ここにも差別が』(解放出版社編、解放出版社、1988)
  18. 『石川の同和教育 1997度版合冊号』(石川県同和教育研究協議会編、石川県同和教育研究協議会、1998)
  19. 19.0 19.1 『解放新聞』1978年12月25日付、土方鉄「続 富山県高岡市にて」
  20. 『解放の道』1982年10月15日付の丹波正史「越中をいく」第7回
  21. 解放新聞社編『被差別部落 東日本編』156頁
  22. 『部落解放』1994年12月号、40頁
  23. 北孔介『放置された1000部落』10頁
  24. 24.0 24.1 『解放の道』1982年9月15日、丹波正史「越中をいく」第4回。
  25. 『人間と部落』8頁(丹波正史、地域人権ネット、2008)
  26. 『人間と部落』(丹波正史、地域人権ネット、2008)
  27. 解放新聞社編『被差別部落 東日本編』145頁
  28. 『解放の道』1982年9月25日、丹波正史「越中をいく」第5回。
  29. 解放新聞社編『被差別部落 東日本編』141頁
  30. https://ja.m.wiktionary.org/wiki/%F0%AB%9E%89